久し振りの地震

東日本大震災からもうそろそろ十年経つんだなぁと思っていたこの頃でしたが、あれ以来の大き目な地震が今夜訪れました。
あれほど大きな地震では無かったものの、自宅もそこそこ揺れまして。
丁度、ニュース番組を観ていたところで緊急の警報画面が。正確にはCMの途中だったのですが。

「東北方面で地震」との警報、「どうせまたこっちには影響無いだろう」くらいに構えていたところ、体感できる揺れがジワジワ大きくなって、これが案外長く。
CMからニュースの画面に戻ると、アナウンサーは防災ヘルメットを被っていました。
こういった生番組は、防災の小道具もちゃんと備えているんだなぁと。

その後、職場がちょっと気になり様子見に。
半世紀以上前に建てられた木造の職場、東日本大震災でもそれなりのダメージはあったらしく。
自宅から徒歩三分の距離なので、ともかく行ってみることに。
職場は外から見る限り取り敢えず問題無さそうでした。

その後のニュースを確認したところ、市川市や船橋市で広域の停電が発生しているそうでした。
市川というと、江戸川を挟んで直線距離で数キロメートル。
運が悪ければ自宅も停電だったのかなぁと。他人事では無いなぁと。
とりあえず、しばらく使っていなかったモバイルバッテリーを充電したり。
バスタブに水を張るべきかちょっと迷いつつ、そこまでは不要かと。

しばらく更新していなかったこちらのBlogでした。
書きたかったことは色々とあったのですが、ストレートに綴ってしまうとネガティブな話になってしまいそうな話題ばかりで。
身近なことも世間の話題も、ちょっと残念な内容ばかりで。
一つだけ取り上げてみると。

オリンピック関連の森さんの話題なのですが、あの世代の男性ですと、あぁいった意見を平気で言ってしまう方が少なくないと思います。
まぁ生きてきた時代が違うのだから仕方ないと自分は思えていたりで。
自分の世代ですと、男は家族を養って女房は家を守る的な風潮がまだ色濃かったです。
自分より上の世代ですと、共働きは男の恥でもあったりでして。
子供の頃に裕福では無かった家庭で育った自分としては、結婚というのは「家族に貧しい思いをさせてはいけないこと」と。
自信を持てるまで、自分は結婚すべきではないとも思っていて。
まぁ、考え過ぎだったのかも知れないと思うこの頃でもありますし、時代はとっくに共稼ぎが当たり前でもありまして。
ただ、少子化の時代であっても大学の進学率は五割を超えたとか、せめて学費ぐらいは親が払うべきだとか考えがちな自分でして。
基礎的な学力も無いのに入れる大学もあったりな時代です。そこで余程やりたいことがあるのなら別ですが、単に学歴が欲しいだけの人も多そうで。周りがそうだからといった。

奨学金を借りてまで大学に行くというのは無理があると思っています。
返済額が半端ないです。

卒業と同時に返済が待っていますし、それを返済できる保証など何処にもありません。
コロナ禍前までは売り手市場でしたが、またしても氷河期が訪れかねない現状です。
安定収入を望めるかなど、明日には分からないです。
自分の場合は学費の安い夜間大学に通い、生活費も学費もリアルタイムで稼いでいました。卒業時には周りと同じスタートラインに立ちたく、借金など背負いたくも無く。
自分の卒業時は幸いにバブル時代の尻尾に引っ掛かっていたので、夜間大学出身でも誰もが第一志望の企業に入社出来たりで。
これはかなりの幸運でした。その翌年からは全く別世界でしたから。

話を戻すのですが、過半数の男性も女性も大学に通う現役世代です。
奨学金を借りてまで、そこを目指す学生が多い様子です。
時代はとっくに共働きが当たり前。
まともな仕事上では性差に能力の差など無いと思っています。

話を戻しまして。
森さんについては現役の総理時代も問題発言が多かった記憶です。
悪く言ってしまうと、体育会系の昔ながらの傲慢なオッサン。
良く言うと、義理人情を立てるあの世代の正直者。

突然のコロナ禍は誰しも予測出来なかったと思います。
インバウンドの増強やオリンピックの招致等、何年もかけた国策がこのタイミングで全て裏目に出た去年でした。
一年延長したオリンピックも過半数の国民は無理があると思っているかと。

しかし、「オリンピック辞退」という言葉を発すると違約金が半端無さそうです。
IOCも同様かと。中止を誰が言い出すかのたらい回しな数ヶ月かと。誰も言い出しっぺになりたくなく。
そこで、森さんが悪役を一手に引き受けて「誰も参加しない」となっていたら、歴史に残る偉人になれたかもなぁと。
たぶん、森さんはそこまで考えていなかったと思いますが。

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