MAD MAX

一昨夜のこと、またしても深夜に気になる映画が放映されていました。
何十年ぶりかに観るマッドマックスでした。
テレビ放映で初めて観たのは80年代初頭だった記憶で、その後にも幾度か観ていた記憶です。

当初はあまり好きではない映画でした。スターウォーズの様な未来感がもっと欲しいとか、それに類するカッコ良さが欲しいとか。
ただ、この機械油臭さは独特で。
二作目以降はかなり独特な世界観。北斗の拳もかなりこの作品を意識したんだろうなぁと。
一作目が半分壊れた社会だとすると、二作目は社会が社会が吹っ飛んだ後の弱肉強食。

この一作目はかなりの低予算で作られたそうです。
お金が掛けられないから、撮影方法等もかなり工夫があったそうです。
実際、色々と破壊する場面があるのですが、その辺もお金を掛けられず独特の表現方法が逆に上手い効果を生んだらしく。

ちょっと気になった場面がありました。
最後に個人の判断で処刑されてしまう場面で悪人が訴えたセリフでした。
「俺は人格障害なんだから許してくれ!」のようなセリフ。
これ、現代社会でも問題の一つだと思っています。とんでもない事件を起こした容疑者が精神疾病を理由に無罪とかになってしまうパターン。
遺族からすると相手の事情が何であれ、許したくは無いでしょうし。
江戸時代は仇討が無罪だった記憶です。うろ覚えですが、逆に褒められた様子で。
法律とかも含めて、下手に西洋化してしまうと、結果的に何か不公平になってしまう感で。

九月の今月はシリーズが深夜に一挙公開らしく、全て録画体制です。
一昨夜に観た一作目も色々と再発見があったので、なかなか楽しみです。

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