90年代の丸目な車

某ニュースサイトで「お馴染みの車だけどなんか違う!? 海外仕様の日本車5選」との記事が。
読み進むと90年代のホンダのインテグラが。丸目四灯でデビューしたこの車にはちょっとした思い出が自分もありました。

社会人になりたての頃、あまりの忙しさにお金は溜まる一方。ほとんどが残業代でした。好きで残業をしていたのではなく、次から次へと社員が辞めてしまう支社勤務で、慢性的な人手不足でした。
その頃、気分転換に車を購入しようかと生まれて初めて考え付いたり。ただ、乗ってる時間も無いだろうなぁとも。
候補は丸目のインテグラか、同時期のスポーツシビックでした。どちらも同じくらい気になる存在でした。

しかし、周りの意見を聴いてみるとあの丸目が嫌いというのが圧倒的で。また、シビックについてもヘッドレストの形状が自分は好きでなく。
結果的にその翌年に自分は本社の技術部門に異動し、週末は確実に休める状況になったのでいよいよ車を入手しようと。
シビックはマイナーチェンジでヘッドレストも普通の形状になったし、最終的にシビックのSiR IIというモデルを購入しました。

あの丸目のインテグラはその後もちょっと気になりました。実際にこのモデルになってから販売が相当落ち込んだそうです。
それでも街中では時々見掛けていましたし、それを購入した人の英断を尊敬したり。

上記の記事のコメント欄を観たところ、意外な発見がありました。
自分はアルファロメオの方が先に丸目四灯を採用して、それをホンダが意識したのかとずっと勘違いしていました。なんと、インテグラの方が先に採用していたそうで。
あと、スポーツシビックのハッチバックについては、その後のアルファロメオのシルエットにもかなり影響を与えたかなぁと思っています。

アルファロメオは自分の憧れのメーカーでもあるのですが、どうにも故障が多いらしく手出し出来ない領域で。
同じくイタリアのスクーターメーカーであったVespaも故障続きでしたが、止まってしまっても押して帰ることは可能だったので、まぁいいかで許していて。
四輪でエンストから脱出できないのは人の力量だけでどうにもならず。ましてや修理代も相当掛かるでしょうし。

アルファロメオの中古屋さんの前を通ると、少し前のピカピカのモデルが格安で販売されていたりです。
とても気になる存在なのですが、細かな故障等の修理を続けていると一年も経たぬうちに中古車体以上の修理代になりがちだそうです。
修理代の天井が観えないというのは、なかなか恐ろしい事で。特に最近の車は電子制御なのが多く、複雑な作り故に逃げ道的な修理方法も少なそうで。

話を戻さねば。
丸目四灯のインテグラについては、同時期のセリカも採用していて。
ひょっとして、これからはこれが主流になるのかな?と注目もしていたんです。
まだ自分の目が見慣れぬだけなのかなぁと。
しかし、結局あの時期だけのスタイルだった様子です。

コメント

  1. ルノワールS藤 より:

    丸目のインテグラって、当時不評だったのか?全然知らなかった。
    ちなみにシビックと言えば、独身時代にK田が3代目シビック(ワンダーシビック)に乗っていたなあ。
    SUKIYAKI氏がアルファロメオ好きだとは、これも初耳でしたわ。
    なおウチのスーパーカーは、今年の夏も元気です。

    • SUKIYAKI より:

      ワンダーシビック、自分も大好きでした。特にリアのデザインは今見ても新鮮で。
      アルファについては古いのが好みですが、夏場のオーバーヒートが大変だとか。
      某漫画家の過去のコラムでその話題が面白くて。真夏にオーバーヒートした場面、車内で暖房を入れると早めにエンジンの温度が下がるそうで。
      真偽不明ですが、そこまでして乗りたく無いなぁと。