禁煙宣言から70時間後

禁煙から50時間ほど経った頃に、新たなる症状が現れました。
後頭部というか耳の後ろの辺りに痺れが現れました。これ、麻痺するような痺れとかでは無くて、数分間の正座で足が軽く痺れた程度に近い感覚で。
頭痛という程でも無く。
過去に似たような痺れを経験しています。風邪の引き始め等に後頭部の痺れがあったりでした。もしくは風邪で調子の悪い時に煙草を吸った時にも似たような症状が。

禁煙でこんな症状が出るものなのか検索したところ、人によってはあるようです。何でも「ニコチンによる血管の収縮と拡張」とやらで。
ドラマや映画に登場する麻薬の禁断症状のような幻覚や幻聴、妄想の類は無いのですけれど、ニコチンやら何やらの有害物質は神経系に色々と悪さをしていたんだなぁと。
禁煙開始から48時間経つと「ニコチンが身体から完全に抜ける」らしく、その症状の一つがこれなのかな。
オカルト映画でエクソシストだったかな。悪魔の除霊みたいな場面が恐ろしく。勿論あんなぶっ飛んだ世界ではありません(首が180度回転してゲロ吹っ掛ける場面とか、幼少期恐ろし過ぎました)。

ついでにカッコ悪い話です。
ここまで幾度も煙草を吸いそうになりましたが、辛うじて手を出さずに済んでいます。
そこでズルい手をちょっと思いつきました。ビジネス用の鞄のポケットに携帯灰皿を入れたままだったんです。
煙草を吸いたくなったとき、この灰皿の臭いを嗅ぐと、けっこう気が紛れます。細かい事を言ったら僅かでもニコチンを補充してしまっているのでしょうけれど、この臭いは相当の悪臭でして。灰皿に溜まった吸い殻の悪臭そのもので。
身体は拒絶反応をしているので「これは嫌いな敵の臭い。毒の臭い」と身体が学習してくれたら良いのですが。
冗談抜きに、この臭いを嗅いだら吸いたい欲求が消えたりしました。
過去に「いまここで吸えたら、さぞや美味しいだろうなぁ」と思って無理して吸った場面、これがぜんぜん美味しくないどころか不味かった場面って愛煙家にはあると思うんです。それに近く。

あと、煙草を美味しそうに頂く映画を一つ思い出しました。
ATGのサードです。
少年院だかの施設内で吸殻を見付けた少年が、トイレの電気で火を起こして、仲間達と美味しそうに煙草を頂く場面。
80年代に東京12チャンネル系でやたらと放映されていたATG作品の一つです。エロな場面はお約束。
あの喫煙シーンはかなり野性的だったなぁと。

それと、禁煙して良かったことをもう一つ。
このご時世だから気付いたのでしょうけれど、使い捨てじゃないマスクの臭いがかなり和らいだ感です。
禁煙前はマスクが煙草臭で酷かったんです。マスクは数日に一度手洗いしていましたが、臭いも完全に落ちていなかった様子で。半日使っているだけでも、一時的にマスクを外してまた口に当てるとけっこうな悪臭でした。
それがかなり無臭になりまして。

喉の慢性的なイガイガ感や痰の絡みは昨日よりも更に改善しています。
何が原因で何処のタイミングでメゲてしまうか分かりませんが、もう一日頑張ってみます。
明日は何が起こるのであろうか。

コメント