よもやま話

ちとタイトルに迷える散文です。

今週は政府が発表したマスク増産を少し期待していたのですが、状況は悪くなるばかりだった感です。増産されたのは感染者ばかりで、販売されているマスクを見掛ける機会は減る一方。
作り過ぎて余ってしまった場合に政府が買い取るとの噂もあったのですが、マスクメーカーが設備投資に二の足を踏んでいる以上、極端な増産は難しそうです。設備投資にも国が何らかの保証をしない限り、難しいだろうなぁと。

あと、日本に比べてかなり徹底した対応をしていた韓国でも感染者が急に増えだしたようです。ただ、これにしても日本では検査体制が整っていない故に検査そのものを拒んでいるというか、検査待ちの感染者が幾らでもいそうでもあり、国単位の感染者数は「分かっている数」でしか無さそうです。
国の検査環境によっては、感染者ゼロのままなのかも知れず。

「U-23南アフリカ代表、新型コロナで日本戦拒否」とのサッカー系のニュースも先程確認しました。
まぁ、仕方ないでしょうし、こういった心配は正直に話してくれた方が良いとも思っています。
春が訪れても新型コロナウイルスに収束の気配が無いようでしたら、オリンピックの中止も仕方ないよなぁと。日本政府がいくらやる気を見せたところでも、森喜朗会長の「マスクをしないで頑張ろうと思っている」発言が前近代的で(人間的には面白味ありますが、何故この様な方をトップにされたのか)。
外圧で潰されるのは恥ずかしいとも思えますし、自主的な中止の方が潔いとも思えます。

過去に技術系の仕事で官公庁に出入りした機会もありました。技術者同士であれば融通し合える打開策とかあったのですが、事務方さんで技術を全く知らない方とのやり取りは時として悲惨なものでした。
クルーズ船で結果的に感染してしまったお役人さんが事務方さんだったのか謎ですが、ああいった前例の無い状況では柔軟な対応がある程度必要に思います。
具体的には裁量権を持たせた専門家の配置です。事務方は前例やトップの指示にしか従えないパターンが多いかと。トップさえもよく分かっていない指示を出していたら、こうなってしまいそうで。

基本的に、経済活動を止めないという前提でこうなってしまっている様子。
大きな問題で何か変えなければならない場面、全てを取ろうとしたら全てを失ったりですし、何か一つは捨てないと何も問題解決しないかと思っています。

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