既に二十年以上前ですが、当時の自分は某社本社勤務でした。
場所は西新宿の高層ビル街。自分の勤務先は高層ビルの50階辺り。
強風の日は揺れを感じる環境でしたので、ちょっと大き目な地震の際はけっこうな揺れだったり。真正面にそびえる都庁が等身大に観えて、何だかウルトラマンにでもなった気分でもあり。
建国記念日でお休みだったハズの日、自分は溜まった仕事を片付けに。
お昼頃の出社でした。休日の新宿駅西口方面は普段より人が少なかったものの、街宣車の周りにはホームレスらしきおじさん達が群がっていました。
ちと不思議な光景。どうしてこうなってしまったのか?
街宣車の上でマイクを握る紳士はサラリーマンよりも背広をビシッとキメていて。そして、演説の途中で訴えました。
「紅白饅頭は十分に用意しておりますので、お父さん方、どうぞ最後まで静粛にお話を聴いてください!」
そうか、今日は建国記念日だったんだ。
しかし、壮絶な光景でした。下手な劇画より社会の何かを象徴している様でもあり。
本日の地元の住宅街では、日の丸を掲げる御家が。祝日に国旗を必ず掲げている御庭はいつも綺麗にされていて、自分もしっかりせねばと。
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