数日前に池袋で高齢者の運転による暴走事故がありました。
ここ何年か似たような事故が多いのですが、その度に「自分もいつかはハンドルを握れなくなるんだよなぁ」と考えがちです。
今回の事故で運転していた方の弁は「アクセルが戻らなかった」とのもっともらしい理由なのですが、ニュース記事のコメントを読む限りドライバーの年齢に目が向く方が多かったです。自分もそうでした。
現在の自分は四輪を持っていません。二十代の頃から幾度か新車を所有していましたが、都内の一人暮らしでは所有しているのが無駄に思えてしまい。
維持費が年間十万円未満なら考えても良いのですが、現実はその数倍。サラリーマンで通勤に四輪を利用していなければ、月に一度か二度程度しかハンドルを握らず。
結果は趣味で時々遠出するときくらいしか使っていませんでした。
北海道や愛知の地方暮らしの頃は公共交通が発達しておらず、生活の足が四輪だったので、
かなり重宝していました。維持費も駐車代がほとんど掛からなかったですし、かなり安かった記憶です。
まぁそんなワケで、欲しいけれど不要なモノの一つが四輪な現在です。
仕事では毎日の様にハンドルを握っています。若い頃に比べて自分も随分と安全運転になったなぁと思いつつ。それは自分の反応が若い頃に比べて遅くなったり、夜の運転の視界が悪くなったり、沢山の事故を目の当たりにしたり、ヒヤリと思った場面が積み重なってきたりが理由で。
定年後は長閑な地方でのんびり暮らしたいし、そのときは四輪があった方が便利だろうなあとは思っています。ただ、その歳からあと何年ハンドルを握れるかが課題で。
八十歳辺りから高齢者の事故率が上がっている様子なので、それまでの十五年くらいは大丈夫なのかな?とか。
ちなみに、自分が乗りたいのは軽トラックです。庭仕事を楽しみたいので、それに使える道具を遠慮なく荷台に積めるのが便利そうですし、四人も載る機会はこれまで少なかったからです。
理想は「ポツンと一軒家」の一歩手前辺り。
将来的にはEVがもっと安価に普及して、安全面の電子制御も発達するんだろうなぁと思っています。特に地方住まいの高齢者の方は普段の足としての四輪が重要な移動手段に変わりなさそうですので、その辺が上手く噛み合えばなぁと。
一般道で時速60km/hも出せれば十分でしょうし、一度の充電で200㎞くらいの距離が走れれば問題無さそうで。現在の軽自動車は高性能になり過ぎたので、四輪版の原付のような存在で維持費も限りなく安ければ。
ちとぼんやりした文章になってしまいましたが、360㏄規格だった頃の軽自動車がそれに近い存在だったかも知れません。
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