
提灯の下
本日は、お向かいさん宅にてバーベキューでした。
毎年恒例のTさんの誕生記念日でした。
自分といえば、程よく酔っ払ったところで毎度の睡魔。
いまここで眠れたら、さぞや気持ちいいだろうなぁで、部屋に戻って、豚のように眠りこけました。
毎度すみません。
お酒って、薬にも毒にもなると思っています。それを禁じる文化もあるくらいですし。
自分は馬鹿になれる人が好きですし、お酒は馬鹿になれる何かとも思っています。
お酒の場って、そういうものだと思っています。
そんな場で、Tさんのお父さんが昔話を聞かせてくれました。
この町会が守ってきた小さな神社、終戦後には色々と大変なことがあったそうです。
敗戦国、それまでの習慣さえも否定されてしまうのは、古今東西変わりなく。
空襲で神社は焼けてしまい、神主さんも帰らぬ人。混乱の中、伝わるべき話も伝わらず、神社の土地は国の所有となったそうです。
その後、没収された土地を買い戻さないか?という話があったそうです。
町会からの集金だけでは難しそうで、当時の町会長さんの秘策で難を逃れたそうです。
しかし、数年後に約束の一部が守れなかったらしく、それが町の意見を二分してしまったらしく。
「一口五万円、二年後には十万円にして返すから。」
この秘策は予想以上の反響があり、一口以上受け入れない方針になったそうです。
敷地を二年後に半分にすれば、何とかなる予定だったそうです。
それが、何か上手く運べなかったらしく。
結果はどうであれ、見事な案だったと思います。
そんな過去を知らなかった自分にとって、「こんな小さな神社、町の人はなんでこんなに大切にしているの?」と不思議な存在でした。
こんな小さな神社といっても、自分のお気に入りの空間です。派手さはないものの、程よく手入れされていて、心落ち着く場です。
(お酒の場での話だったので、誤解あるかも知れません)
昨年末に、この神社のHomepageを作る約束がありました。
お祭り終わったら、ちと頑張らねば。
ガァ
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