最後まで尖がっていた

［ カプセルビル ］
黒川紀章さんが本日亡くなられたそうです。
晩年は大きな選挙に立候補したり、作品よりも本人の方が目立っていた記憶です。
以前の記事でも取り上げた中銀カプセルビル、これもいよいよ取り壊しとの話です。
学生時代、毎日のように見続けてきた建物、未だ存在感があります。銀座から築地方面への散歩では今でも好んで寄り道しています。
「まだ無事だな」と確かめつつ。
この部屋を選んだ際も、カプセルビルは引越し先の候補だったりでした。
雨漏りとかアスベストの問題とかその後色々あったようですが、設計者も代表的な作品も同じ時期に去ってしまうのは、残念な気がしています。
とにかく尖がっていた黒川さんとカプセルビルよ、永遠なれ。
ｶﾞｧ