[ 座布団に敷かれたVespa ]
自分の職場の隣には天婦羅屋さんがありまして、お昼が近づく頃にはいいニオイを自分のデスクまで運んでくれます。
別に出前をとっているワケではなく、かおりだけが届くのです。
すきっ腹にはたまりません。
本日は、お昼ちょっと前にタバコを頂きにおもてへ出てみると、天婦羅屋さんの真っ白な座布団が自転車の上に並んでいました。
ドサクサに紛れて、自分のVespaの上にも乗っていました。
なんだか可笑しくて、デスクまでカメラを引っ張り出しに戻ってしまう自分でした。
ガァ
その後ちょっとした出来事がありました。
最近、自分は仕事を抱え気味です。
まぁ、頼りにされていると思うようにしています。仕事の内容そのものも、楽しいですし。
今宵はネットワーク関連の仕事で、待ち時間の長い作業を続けておりました。
お腹は減ったし、終わりはまだまだ先だし、途中でラーメンを頂きに神保町方面へ。
毎度の行列に並んでいると、少し先の若者達が路上喫煙。
ただ、吸殻をちゃんと始末していたので、まぁいいかと。(そのままポイ捨てされると、後から店員さんが掃除することになるんです)
その後、自分の目前に並んでいた学生らしき二人組みに、もうひとりの友達らしき学生が割り込み。
実際、割り込みなのか一時的な立ち話なのかすぐには判別付きません。
三人で一緒に食べたいのなら、もう一度最後尾から並びなおすべきです。
高校生達でもそうしていますし、これは暗黙のルールです。
数分様子をみて一言。
SUKIYAKI: 割り込みなのですか?
三人組の一人: 違います
自分の考えすぎだと思い、そのまま気にしないことに。
しかし、数十分後、いよいよ入店というときに、三人ともお店に入ろうとしました。
SUKIYAKI: さっき、割り込みじゃないって言ったでしょ?
三人組の一人: 何で今になって言うの!(かなりの大声)
SUKIYAKI: だから、さっき言ったでしょ
三人組のもう一人: たかがラーメンぐらいで、何でそんなこと言われなくちゃいけないの!(かなりの大声でその他諸々の主張)
なんじゃそりゃ。
ガァ
後ろは既にかなりの行列になっていました。
入り口の異変に気付いたお店の助手さんが、様子を観に訪れました。
助手さん: どうしたの?
SUKIYAKI: 割り込みが、言うこと聞いてくれなくて..。
三人組のもう一人: 最初二人で待ち合わせしてて、後から合流したら(まだ何か言おうとしていた様子)
助手さん: それ駄目
三人組はお店に入ることなく、居なくなってしまいました。
店内のカウンターでラーメンを待ちながら。
SUKIYAKI: すみません。きょうは少なめでお願いします
助手さん: まさか、こんな優しそうな顔した男に怒られるとは思わなかったんでしょうね
SUKIYAKI: 怒っちゃいませんが、逆に散々言われちゃいましたよ
店主: こっちは調理道具(この表現はオブラードに包みました)があるから、大丈夫だよ
SUKIYAKI: 新聞ネタになったんじゃ、洒落になりませんよ
店主と助手さん: あはは
SUKIYAKI: きょうは戻ってまた仕事なんですよ
店主: にんにく入れていいの?
SUKIYAKI: もちろんマシマシで
やっぱり、自分はこの店が好きなんだよなぁ。
ガァ
コメント
よく言った!エライ!
さすがはSUKIYAKIさんだっ!!
若いものに限らず
いい年をしたオバサンでも割り込みされたことあります(;;)
私も文句言ったけど、
「私はアンタより年寄りなんだから、いいでしょっ」
って言われて何もいえなくなった・・・
非常識な人ってドコでもいるもんですよね。
3人もいるんだから
後ろに並び直せばいいのにね。
それに、男3人、ベッタリと
ランチして何が面白いんだろ?
男ならラーメンくらい一人で来い!(^^)
らぶさんへ
東と西で、割り込みに対する認識が微妙に異なるようなんですよね。
ただ、この店の場合は暗黙のルールみたいなのがハッキリしているようです。
自分もこの店に通い始めたばかりの頃、行列で煙草を吸ってしまったりしたので大きな口は叩けません。
実は、三人組の中に女性もいらっしゃったんですよ..。
あのまま無理して食べても、ちっとも美味しくなかったと思うので、次回は気持ちよくすごしてもらいたいです。
ガァ