[ 皇居近くの公園にて ]
使っていないと衰えるものというのは、色々あると思います。
数学や物理の式であったり、語学力であったり。
最近、全くというほど英語を使っていないので、読むのも聞くのも喋るのも、ダメなんだろうなぁと思うこの頃です。
まぁ、元々大したレベルではありませんでしたが、異国に一人で数ヶ月間放り込まれた際の末期は、片言ながらも意思の疎通は出来るレベルだったと思います。
こういったモノは、学生でもない限り、必要に迫られて身に付く部類かと、最近特に思っています。
現在の自分は有休消化中です。
夜中でも、何か思い出すと色々調べたりしています。(昼夜逆転気味です)
昨夜のこと、気になっていた言葉を調べてみました。
「サイゴン陥落」という言葉でした。
ベトナム戦争でよく使われる言葉なのですが、何となくしか意味を把握しておりませんで。
合衆国が苦戦を強いられたイメージでしたが、調べてみたところ、想像以上にその通りだったようです。→Wiki
自分は高校生時代に世界史も習っていたのですけれど、受験向けの教科書では僅か数行の出来事でした。
ベトナム戦争が登場する映画は沢山有り、その中の幾つかは自分も好きな作品です。
特にディアハンターという映画は強烈でした。
昨年、初めて東南アジアを旅行した際も、直前にイメージしたのがその映画でしたし。
まぁ、旅行先はタイだったので、ベトナムとは別ですけれど、未経験のアジアというイメージでは同じ部類かと思っています。
実際、ディアハンターで描かれたベトナムの兵士が、あまりにも人道的ではないイメージで、この作品は当時批判の種にもなっていたようです。(自分は別の見方をしていますが)
大戦時の欧米メディアで、日本が野蛮人の国のように扱われていたのと大差ないのかも知れません。
そんなことを調べていた矢先、本日こちらに、ベトナムの方からコメントを頂きました。
偶然にしても、海外からのコメントは、かなり久し振りです。
十年前ですと、海外からのコメントはそれなりにあったのですが、インターネットが普及するに連れて、何故か日本語だけの世界に浸かりがちだったようです。
Vespaの写真が縁でそうなったようです。(かの国にはまだまだ沢山のVespaが元気に走っているようです)
今宵も調べごとがありそうです。
ガァ
コメント
あの映画は戦争はやってはいけないんだ、って
わからせるためにはいい映画だと解釈するようにしてます。
最近の映画で、真珠湾攻撃を題材にしたのもあったけど・・・
ハリウッドで作るからやっぱりアメリカ寄りになるんだよね。。。
それにくらべたら、この前の、硫黄島からの手紙は
日本側から見てくれて、いい映画かもしれません。
らぶさんへ
おぉ、ディア・ハンター、観ておられましたか。
考えさせられてしまう場面が多かった作品です。
学校を出たばかりの頃に入った会社、最初は緊急対処員で都心部を走り回っていたんですよ。
かなり忙しい仕事で、四日に一度しか自宅へ帰れない日が続いたり、自分も同僚もクタクタな毎日でした。
「ベトナム戦争の最前線を今に再現しているよなぁ」って、時々思ったりで。
最悪の中で助け合える雰囲気とか、いまでも貴重な経験だったと思っています。
もうみんな、あの会社を離れてしまったのですが、たまに連絡が来るんですよ。今年は久し振りに年賀状を送りました。
ディア・ハンターで使われていた曲、相反してとっても和めて、好きなんですよ。
ガァ