[ 駅からの通路 ]
駅からの薄暗く長い通路を抜けると、
そこは秋葉原デパートでした。
[ 一階食堂 ]
そこで食事を頂く人の群れは、
誰も無口で
[ 三階ユニクロ ]
最終日だというのに、
清掃のおばちゃんは、いつも通りでした。
[ 正面入口 ]
大晦日だというのに、
包丁売りのおっちゃんも、いつも通り。
[ 裏口 ]
白樺の肌の如く剥がれ落ちたペンキと、無機質な配管群。
[ 社員通用口 ]
戦後を引きずるようなこの一角、そのままでも良かったと思えたり。
ガァ
コメント
あ、今日まででしたよね。
名残惜しいですねぇ。。
戦後の面影がまた無くなりますね。
15年くらい前に父に秋葉原に連れてかれ1Fでお好み焼きやラーメンをよく食べたのを思い出します。あのころはカウンターも大きく見えたのに。。。
ラジオセンターとかも無くならないと良いんですけど、
不安ですね。仕事に支障が出そうです。
今日で閉店のお店なのですか?
ごめんなさい、関西人にはちょっと疎い話題なのですが。
昔ながらの場所って、普段はあってもなくてもいい場所なのですが
いざ無くなると寂しくなるもんなんですよね。
Bennicsさん
昨夜が最後だったんですよネ..。
子供の頃、埼玉の川越という街に住んでいまして、当時ラジオ少年だった自分は、帰りの切符分のお小遣いを眺めつつ、今川焼きを秋葉原デパートで頂いたりでした。
立派な建物に生まれ変わるとの噂もありますが、何かは残して欲しいところです。
ガァ
おやぢぃさんへ
昨夜で閉店でした。
逆に自分は関西圏に疎いので、どう表現してよいのか..。
隣の駅の御徒町にはアメ横という商店街があり、少し似ているのですが、秋葉原デパートはアメ横のような新鮮さが少ない感でした。
かぎりなくジャンクな食べ物とか、ブランド物などない安い洋服とか。
理系好みの一角だったかもしれません。
ガァ