[ Route 101のサンノゼ辺り ]
ハイノート・ヒッターなラッパ吹きMaynard Ferguson爺さんが先月亡くなられていたそうです。
日本では「大陸横断ウルトラクイズ」のテーマソングで知られています。
昨夜、Webで検索していたところ、爺さんへのトリビュートが散見され、訃報を知りました。
自分が子供の頃にその名を知った時点で、既にお爺さんでしたが、ハイノートのキレは健在でした。
ヨガを取り入れた呼吸法だったかで、あの技があるそうです。ただ、御本人は目玉の毛細血管を幾度も切ってしまっていたとも伺っています。
YouTubeで発掘したMaynard Ferguson爺さん。
http://www.youtube.com/watch?v=ghDdsTmt7_0
ここ十数年、インスト系の音楽って、元気が無いですよね。フュージョンとかクロスオーバーとか。最近もカシオペアの活動休止のニュースがあったくらいで。
ラッパ吹き関連で、幾つかのビデオクリップも発掘しました。
まずはHerb Alpert。
25年くらい前のお酒のCMで、Herb Alpertの曲が頻繁に流れていました。
A&Mレーベルの会長でもあった方ですが、ご自身も演奏が好きでたまらなかったのでしょうネ。
当時の代表曲「Rise」はディスコでも流れていたと伺っています。しかし、あの曲でどうやって踊るものなのか謎のままでした。
ちょっと謎の解けた映像(一緒に映っている女性は、セルジオ・メンデスのバンドに以前所属していた婦人かな)
http://www.youtube.com/watch?v=T4UZFjlP858
ついでにRoute 101(自分も西海岸のこの道を走っています)
http://www.youtube.com/watch?v=NGYstk2zcn0
上の二曲、どちらも学生時代に自分はラッパで吹いています。ただ、Route 101については数曲続けてソロを担当したもので、幕が閉じた真夏のステージで引っくり返りました。
ガァ
ついでに、A&M繋がりでChuck Mangione。
三菱の初代ミラージュのCMで使われていた曲「Children of Sanchez」が個人的には好きですが、ビデオクリップは見つかりませんでした。
「Give It All You Got」はレイクプラシッド・オリンピックのテーマソングだった記憶です。アルバム「Rise」に収められていた一曲目はモスクワオリンピックのテーマソングだったので、この頃のA&Mは全盛期だったのかも知れません。(その後、買収されてしまいます)
以下の映像、Fender Rhodesの上にフリューゲルホンを置いたりしています。かまぼこ型の天井から滑り落ちそうで心配です。
http://www.youtube.com/watch?v=a69-hoB99wg
話を元に戻します。
Ferguson爺さん、重力を無視したような演奏、空の上でも続けて続けてくだされ。
ラッパ吹きよ永久に

コメント
SUKIYAKIさんのブログでMFが亡くなった事を知りました。
高校時代からの友人がプロのトランペッターをしています。
彼も日本で指折りのハイノート・ヒッターとして
いろんなビッグ・バンドを渡り歩いた人間で
高校の頃からMFを神のように崇めていましたので
僕も彼の影響を受けて散々聴きました。
他にはブラッド・スウェット&ティアーズに
チェイス、シカゴ、ブレッカー・ブラザーズ、
クインシーに、もちろんアース
そしてハーブ・アルパートにチャック・マンジョーネ
う~む、懐かしい‥‥
良い時代でした。そして今聴いても素敵な音楽です。
メイナード・ファーガスンさんのご冥福をお祈りします。
追伸
初代ミラージュは当時僕の憧れのクルマでした。
ミラージュにダイアトーンのオーディオを載っけて
ドンシャリの音でブラコンを聴くのが夢でした(笑)