デジタルカメラの購入のメリットは幾つかあると思います。
個人的な感想になりますが、いまや十万円の出費で、同価格の銀塩カメラ以上の性能にデジタルカメラは到達したと思っています。一般的な画質を考えた主観ですが。
そこで、デジタルカメラで元を取る計算をしてみました。
所謂、現像代とプリント代で比較してみました。
なるべく割安になる方向で、36枚撮りフィルムで計算すると。(お店によって勿論値段は異なりますが、Web上で調べた比較的安そうなお店の値段です)
一枚単価
= (現像代 + (36 x 同時プリント代)) / 36枚
= (500円 + (36 x 30円)) / 36枚
= (500円 + 1080円) / 36枚
= 1580円 / 36枚
= 44円 (四捨五入済)
となりました。
購入後にそういった費用の不要なデジタルカメラを購入したとして、何枚撮影したら元を取れるのか計算してみました。十万円のデジタルカメラの場合です。
元取り枚数
= デジタルカメラの値段 / 一枚単価
= 100000円 / 44円
= 2273枚 (四捨五入済)
となりました。
2273枚というと、36枚撮りのフィルムで約63巻分です。
毎日36枚撮影するという一般人では考えられない計算で、63日必要という結果です。
ただ、数値上の話だけで、現実とは掛け離れた条件でしょうネ。
1GBのメモリーで劣化の低いファイル形式を利用すると、自分のカメラの場合で、130枚くらい一気に撮影できるので、失敗を気にせずビシバシ撮影出来ます。
特にそのカメラに使い慣れるまでは、どうやったら上手く撮れるのかの予習期間は重要ですし、本番に強くなれると思っています。
上記の2273枚を130枚で割ると、18日間くらいで元が取れることになります。
少々強引な話にしてしまったかもしれません。一日珈琲一杯の値段を天秤に乗せる「如何わしいセールストーク」に近いかもしれませんし。
個人的には、安い買い物だったと思っています。(自分をそう納得させているだけかも)
しかし、あくまでもパソコンの画面で画像を観る上での話です。
これを印刷させる手間とか用紙代やらを含めたら、条件は大きく変わるでしょうネ。
ただ、印刷に値する作品って、極端に少ないです。自分。
ガァ
コメント
あ、でも僕の場合はデジカメになった事で
シャッターを押す回数が50倍くらいに増えたので
あながち強引でもないかも‥‥
しかも僕のデジカメは10万円の半分の価格(笑)
>ひげフレディーさん
これはもう、デジ一買うしかありません。
一番安いのでも文明開化でした。
自分、既に一ヶ月未満で半分元を取っています。
ガァ
すばらしい計算です!さすが!
仕事で日本ポラロイド社にフイルムの協賛を求めたら、じんわり断られました。4年前は、どっさりポラを提供してくれたのですが…。デジタルは退色しない所もバンザイです1
>愛愛さんさん
この記事のお陰で、明日からデジ一が爆発的に売れるに違いありません。カメラメーカーからは感謝状の束。
ついでに、自分はノーベル経済学賞と平和賞と科学賞も頂きます。
(↑全部うそ)
ポラロイドの色合いもけっこう好きなんですよ。
その場でプリントアウト出来るって、未だ画期的かと思っています。
あれを発明した人は凄いと思いますが、やはりノーベル賞は頂いていないでしょうネ。
ガァ
ポラロイドといえば、まだ映像が定着しないうちに棒や細いヘラでいじって作品にするというアーティストの個展をギャラリーの授業で手がけたことがあります
ちょっとやってみたくありません?
くみこさん
定着しきる前に、加工する感じなのでしょうか?ちと、面白そうですネ。
フォトショップのフィルター効果って、アナログ時代から存在したテクニックも多そうです。どんな仕上がりになるのか、待ち遠しい時代だったんだろうなぁ。
ポラロイドと聞くと、大瀧詠一の某アルバムを思い出しがちです。