二件の電話

そろそろ上京予定の九州の同期からなかなか連絡がなく、中止になったのかと思っていました。
某社の研究開発部門時代の同期です。何故か奴もVespaに乗っています。
自分がオークションに出品していたVespaが、今宵落札されました。
落札者の方とメールで連絡を取り合っていた最中に電話が鳴りまして。
最初の電話は、落札者の方でした。
落札者の方は言葉つきから初老の様子で、趣味で単車を集めているそうです。結果的に修理できなくても、飾っておくだけでも良いとの話でした。
ご本人曰く「道楽で、もう十台以上も集めているんで」とのことでした。
まぁ、あの値段でしたら、それも良いかと思いました。
その電話が終わった直後に次の電話が鳴りました。
例の同期からでした。


同期:明日、そっち行くから泊めてくれ。
自分:部屋散らかってるけど、寝る場所だけは確保しとくよ。
同期:おう、それで十分だよ。
自分:例の調子の悪い方のVespa、さっきオークションで手放しちゃったよ。
同期:幾らで売れたんよ?
自分:三万..。
同期:アホかオメー!だいたいだな○○△△□□~!(そこで会話を遮って)
自分:それ以上言うなよ。続きは明日飲みながらだな。
同期:あはは
ガァ

コメント

  1. 【素】愛さんさん より:

    いや~。もう、素です。
    ええ話です。こんな人情味あふれる話おまへんで。(大阪弁)
    Vespaはハッピーを運んでまんがな。暖かいわ。この話。

  2. SUKIYAKI より:

    >愛愛さんさん
    本日のお昼頃に、受け取りに来られるようなんです。
    自分もこのVespaのお陰で、町内会の方と親しくなれたり、いろいろありましたよ。
    幸せのバトンタッチみたいになれば、ほんと、いいですよネ。まだ幸せでいたいですけれど。
    あは