地磁気逆転

ここのところ、地磁気の話題ばかりで恐縮です。
数日前の地磁気の乱れがどうにも気になったままでして。昨夜も北海道方面でそれなりの地震があったそうで。
現在は地磁気の乱れも収まったのですが、色々と検索したところまた気になる話題が。

地磁気逆転という現象です。
数年前にチバニアンという言葉がニュースを賑わしましたが、それに関わる現象です。
地球のS極とN極が逆転してしまう現象で、その原因や影響はハッキリしていな点も少なく無いらしく。
ただ、過去にあった地磁気逆転の痕跡から色々と解明されつつあるそうで。

自然現象ですので、人の手ではどうやっても変えられない部類です。
地磁気逆転によりどんな影響があるのかパッと思い浮かんだのは、磁石を用いた位置とか方位を示す道具が全部使えなくなってしまうとか、渡り鳥がしばらく方向感覚を失ってしまうくらいで。
検索したところ、それどころの問題では無さそうでした。通信や電力網といったインフラも機能しなくなる恐れがあるそうで。

記事によっても見解に色々と違いがありまして。
比較的新しい研究分野で発見も日々あるらしく、数年前の記事は当てにならないのかも知れません。
間違った解釈かも知れませんが、地磁気が逆転しきった後は気候等も安定している様です。
問題なのは逆転の移行期間が何かと不安定だそうで。
『最近の大規模な地磁気逆転「ラシャンプ地磁気エクスカーション」は4万1000?4万2000年前に約800年にわたって起こったとみられる』との記事がありました。
800年というと人類で何世代に渡るのだか。30歳前後で代々子作りが継続された場合は26世代くらいになります。
自分は恐らく子供を作らないのですが、26世代の間の人達は色々と大変なんだろうなぁと。
逆に自分の26世代前がどんな人かなど知る術もありません。辛うじて200年前の祖先に辿り着ける程度で。

上記のリンク先によると、ハッキリとした言葉は避けられていましたが氷河期のような気候も訪れてしまったそうで。
仮にこの頃の地磁気の乱れが地磁気逆転の初期症状だったとしたら、待っているのは地球寒冷化であって、地球温暖化の対策など無駄どころか火に油を注ぐような対応で。
温室効果ガスが原因というのなら、化石燃料はどんどん燃やすべきなのかもなぁと。

元々自分は地球温暖化が人為的な結果でなく、自然現象の一つなのかと思いがちでして。
80年代初頭に科学番組「コスモス」で名を知られたカール・セーガンさんは寒冷化を恐れていましたし。
解釈の違いや主流は時代によって変化しがちなのですが、世界規模の指針や協定みたいなのはどうにも利権が絡まりがちにも思えていたりです。

最近ちょっと気になったニュースも興味深かったです。
EUがエンジン車禁止を断念したそうでして。
それを真に受けて対応や宣言をしていたホンダはどうするのだか。

またしても、とっ散らかった話になってしまいました。
地磁気逆転中の期間の影響については、こちらの記事が具体的でした。
ただ、五年以上前の記事ですので、どれだけ真に受けて良いのか謎です。
何れにしても、平穏な日々に少し感謝すべきだなぁと。

コメント