大統領選

合衆国の大統領選について。
開票速報を朝からチラ見していました。民主党のバイデンさんが当初から多くの票を獲得していたものの、終盤に向かって共和党のトランプさんが凄まじい追い上げ。
先日の大阪都構想と似たような流れというか。

個人的にはトランプさんが苦手でした。何事も自分本位で考えてしまう性質は友達にしたくないタイプで。Back to the Futureに登場するBiffそのもので。
ドラえもんのジャイアンはたまに良いところを見せてくれますが、Biffに全くそんな点は無く。
Back to the Futureの一作目のエンディングで、意地悪だったBiffが愛嬌の良い使用人の様な姿に変わっていたものの、立場が逆転したら媚びへつらっているだけかなぁと。
トランプさんについては、それ以上上の立場が居ないので、もはや媚びへつらう相手も居ないんだろうなぁと。

と、トランプさんについてボロカスに綴ってしまいました。
ただ、この四年間の任期中に戦争を仕掛けていないんですよネ。これは意外でした。
あれだけ人当たりの良かった前オバマ大統領は幾つかの戦争を仕掛けたような。平和の象徴のような好印象でいつも笑顔だったのですが。
トランプさん、口は悪いが案外平和主義な部分はあったのかなぁとちょっと思えたり。
しかし、愚痴を言い合える様な友達は居るのかな?

あと、メキシコの国境についてです。
元々移民国家だったのに、予算をそこに集中させる様な政策がちょっと理解に苦しんだりでした。
ただ、移民を全く受け入れないワケではなく、正規ルートまで閉ざしていたワケでは無かった様子で。
日本は島国なので、自然の海が一種の防衛線にもなっていました。特に大陸側の日本海は荒波もありそうですし。
これが陸続きの他国が接していると、そうも行かないんだろうなぁと。

以前のオランダ出張中、農道を車でぼんやり走っていたら、いつの間にベルギー領を走っていたこともしばしば。
これも出張中の出来事でしたが、アフリカのカメルーンも幾つもの国と接していて、国境を全てフェンスで囲うのは不可能に近かったかなぁと。
アフリカ大陸では比較的治安の良いカメルーンでしたが、アラブの春以降は国境付近で怖い事件も多かったらしく。
経済大国で海に守られた国というと、英国とオーストラリアと日本くらいかなぁと。
むしろ、そんな環境の国の方が特殊なのかも知れず。

今回の選挙戦、現時点では接戦状況で日付がまたがっています。
結果がどうなるのかは専門家が多いメディア系でもハッキリしていません。前回のクリントンさんとの選挙でも予想が覆されていましたし。
ただ、コロナ禍の出口が見えない状況で政権交代による政府や行政の混乱は避けたかった思いが国民には少なからずあったのかなぁとも。
「感染した俺でも何とかなった」の生き字引なトランプさんだったかも知れず。

追記:
トランプさんの追い上げが後半凄かったのですが、バイデンさんが逃げ切りそうな状況。
どうなるんだろう?

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