自宅の引越し時から居間の天井についていた照明のリモコンが壊れてしまいました。
中古の住宅なので、何年前から使用されているのか謎の蛍光灯式です。
症状としては、ボタンの反応が徐々に悪くなり、かなり強めに押したら反応するようになり、最終的には全く無反応。
最初は電池切れを疑ったものの、電池を交換しても直らず。
症状が出始めた数週間前に電池ケースを開けたところ、電池から液漏れした形跡もあり。
リモコンを分解して中を確認しようとしたのですが、ハメ込みがキツくて壊してしまいそう。取付ネジも見当たらず。
プラスチック製のリモコンなのですが、最近やたらと表面がベタベタしていました。経年劣化で加水分解でも始まったのか、中のパーツから何かが漏れ出したのか(電解コンデンサが壊れると液を吹いたりします)。
最期の手段に出ました。
リモコンの水洗いです。
馬鹿げた手段だと笑われてしまいそうですが、これで直るパターンも中にはあります。
何らかの液漏れ等で基板やパーツが汚れた際、それが絶縁不良や接触不良を起こして動作不良に繋がるパターンです。
洗って乾かせば正常化する場合もあったり。
ただ、濡らしたがためにトドメを刺す場合も十分あり得ます。
あと、製品によってはトドメというより危険も伴います。内蔵電池が高容量の場合はショートして過熱や爆発の危険もあり。
携帯を水没させた場合、バッテリーを取り外しで乾かしたらそのまま使えたパターンとか、海水に水没させた場合は真水で洗ってから乾かしたら使えたパターンとかあるそうです。それに近いというか。
ただ、最近のスマホは本体を分解しないと高容量のバッテリーを取り出せないので、危険だとは思います。
あとAC入力の高電圧な製品ですと、かなり危険だと思います。漏電を招きやすく。
結果的にリモコンは復活しました。
乾かす作業が一番面倒でした。本体の隙間にドライヤーの冷風で数分間当てたあと、屋外で一日乾かし。
ただ、中で漏電していたら電池の過熱とか心配ですので、しばらく注意しているところです。
リモコンの型式は”IRT08KB7″でした。ヨドバシさんでは千円くらいで入手できるようです。
ただ、新品のLED照明が五千円未満で入手できる時代、リモコンにお金を出すなら蛍光灯式の照明毎交換してしまった方が得策だと思います。
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