実験と修理


[ 年始の男坂にて ]
自宅のファイルサーバーが一年近く困った存在になっています。
昼夜問わず、突然爆音を奏でるのです。
空冷のファンが問題なんだろうとは思っておりましたが、分解が中途半端に面倒なので、ずっと放置していました。
しかし、、不意打ちを狙う蚊の如く深夜に幾度も叩き起こされ、先程やっと修理しました。綿ボコリを掃除機で吸い上げた後、シリコンスプレーでシュッ。
その後の動作は問題なさそうでした。
もっと早く対処すべきでした。
ガァ
話が飛びます。
物理実験についてです。


光の速度の証明というか実験方法が気になっていました。
高校時代の物理だったかの文献では存じていましたが、百年以上も昔、具体的にどうやって実験したのか気になっておりまして。
だいいち、光の速度は速過ぎますし、それを調べるような手段がそんな昔に存在したのかちと謎で。
まぁ、それが成功したから現代物理の教科書にも載っているワケですけれど。
フランスのフーコーさんという物理学者の実験が、有名らしく。
その方法での実験を(現代に)再現しようと思っても、装置の加工精度等は熟練の技を要するようでした。卓上理論と職人技が両立しないと、当時の物理学者は務まらなかったのかも知れません。
高速で回転する鏡に光を当て、その僅かな反射角のズレで光の速度を求めるそうですが、鏡を安定した高速で回転させることが難題だったり、その回転数を調べるのが問題であったり。
百年以上前に正確な周波数カウンターなんて存在したのか知りませんが、回転体が発する音を音叉(オンサ)の共振か何かで確認していたようです。(間違っていたらごめんなさい)
上記のほとんどは毎度のwikiで調べた程度ですが、フーコーの振り子の記事も興味深かったです。
地球の自転を調べる実験だったそうです。
「そんな簡単な実験、既に誰かがやってるんじゃないの?」と疑われたりしたそうですけれど、前例は無かったそうで。
子供の頃、「バスタブや流し台で水を抜くとき、渦の回転方向は地球の南半球と北半球では逆になる」みたいなのを何かで知っていました。
バスタブも流し台も、その形状で回転方向が変わってしまうほど小さな実験装置らしいですが、台風ほどの規模になると話は別のようです。
鈍感な人間の五感範囲で体験できる出来事は、なかなか説得力があると思います。
そんなワケで、容易い修理を本日実行しました。
ガァ

コメント

  1. くみこ より:

    PCがお掃除してよって警告音発してたんですね。かなりたまってたみたい?(怒り/埃)

  2. SUKIYAKI より:

    くみこさんへ
    騒音の原因、埃以外だったと思うのですが、PCとかのファンを積んだ機器は、埃が溜まりやすくて、分解するのが億劫です。
    対応後はとても静かになったので、安心して電源入れっぱなしです。