株について

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ぜんぜん別の記事を夕刻頃に綴ったのですが、長文なのにちっとも面白くないので、こちらにしました。
オンライントレードについてです。
実際、質問を受けることも多い内容なので、雛形にでもしておきます。
回答は、ほとんど毎回同じですし。
1)半年はバーチャルトレード
2)初心者向けの新しい本
3)スタートに必要なもの
4)その他


1)半年はバーチャルトレード
これは絶対条件です。いきなり、現物で取引はかなりリスキーかと思います。
証券会社等で無料のバーチャルトレードサービスがありますので、まずはそのホームページで小手調べが必要です。
一例としては、バーチャルな百万円を元に、半年でどれだけ資産を増やせられるかといったゲームです。もちろん、現実の株価を元に運用する内容です。
これで元本割れするようでしたら、その先に進むべきではありません。
あと半年努力してみましょう。
2)初心者向けの新しい本
スポーツにしてもゲームにしても、専門用語やルールを知らずにプレーは危険です。
分かりやすい例を盛り込んだ初心者向けの本を読破しましょう。読みやすい内容の本はゴロゴロ転がっていると思います。
ちなみに、十年前の本では話になりません。基本的な考え方は普遍だと思いますが、十年前にオンライントレードなどほとんど無かったと思いますし、操作や手順の説明も必要です。
最近でも、プロが発注ミスで大きなニュースになったくらいですから。
あと、オススメの銘柄みたいな記事は参考にならないと思います。記事になったときは天井ということが多い世界です。
3)スタートに必要なもの
先ずは口座の開設です。最近は簡素化されているみたいですが、それでもけっこうな書類の量と、見慣れない用語の数です。自分も、記入ミスで書き直しを経験しています。
手数料の安い証券会社が良いのでしょうが、極端に安い会社はシステムが不安定だったり、情報量が貧弱だったりするので、とりあえずはマネックス辺りが良いかと思います。
マネックスの回し者ではありませんが、幾つか持つ口座の中で特に初心者向けにバランスが取れている感です。
もっと割安な証券会社もありますが、それは次のステップで良いかと思いますし、マネックスの無料サービスはソコソコ使えると思うので、持っていて損は無さそうです。
:上記赤色部分は2006/01/19の夜時点で訂正
:健全な銘柄を保有する投資家まで窮地に追い込む証券会社でした
:その言訳が情けない
:悪材料を作る裏情報源としては意味があるのかもしれません
:ガァ
あと、幾らから始めるのが良いか?です。
とりあえず、上限は百万円くらいからかと思います。予算が少ないのでしたら五十万円くらいからでも良いと思います。
勿論余剰資金の範囲ですが、大きい額の方が、選択肢が増えたり、銘柄を分散できるメリットもあります。
4)その他
上記までは、最低限の部分かと思います。以下は、個人的な意見です。
4-1)デイトレード
まず、デイトレードはしないことです。しばらく前の統計では「七割以上のデイトレーダーはちっとも儲かっていない」との記事でした。もっと酷かった記憶ですが、昨今の日経平均の異常な上げを加味しました。
デイトレードは投資と言い辛い根本的な問題もありますし、僅か数時間の買い売りは数値の追いかけっこでしかないです。もっと悪く言ってしまうと、短距離のチキンレース。
また、サラリーマンを続けながらでは、本業が疎かになりがちです。それで儲からないのですから、止めた方が良いです。
実際、デイトレーダーの利確の早さが、本来もっと上昇すべき銘柄の株価を抑え付けてしまう短期的な問題も多いようです。あと何年かしたら、淘汰されると思うのですが。
4-2)逆張り
どんどん値の上がっている銘柄は基本的に手を出さないことです。高値掴みの元です。バブル後の塩漬けの多くは、ここら辺にあったかも知れません(用語やルールも知らない人も多かったそうですが)。
相場には必ず波が存在します。長い波もあれば短い波も。
途中で息継ぎしたときくらいが狙い目かと思います。下げている局面での買い(逆張り)は、真理的に難しいのですが、安く買って高く売る原則に適う方法かと思います。最初から痛いくらいの覚悟があった方が良いのかもしれません。
4-3)損切りライン
当初はマイナス5%前後にしています。自分の場合。
これを決めないと、塩漬け路線です。
4-4)どこまで勉強すればよいのか?
常に勉強の必要があると思います。
自分でも、見慣れない用語が未だに多いです。そんなときは、なるべく早めに調べるようにしています。
ただ、ノーベル賞を頂いた経済学者がかつて運用していた無敵の投資方法も、最後は破綻でした。
某巨大証券会社が鳴り物入りで始めたファンドも、一時は元本の半額以下まで落ちていました。
こうなると、プロも素人も関係ないですよネ。
ガァ
4-5)長期ホールド
最初は打診買いで、基本は長期ホールドがオススメです。
買ってから見込みがありそうでしたら、最低半年はホールドに値する銘柄がオススメです。
十分に利が乗ってくると、細かい値動きも気にならなくなり、自由な時間が増えますヨ。
今年は二月に購入した銘柄の放置だけで、十分満足できる結果でした。
4-6)日経連動銘柄
特にこれから始めるのでしたら、避けた方が良いかと思います。
日経平均に連動しない長期成長路線を選ぶのが良いかと思います。
4-7)騙されないこと
自分は過小評価の銘柄を購入するようにしていますが、中には薄汚い会社も確かにあります。
最悪は粉飾決算の表面化と倒産という結果です。(経営者の嘗ての言動と責任感である程度回避できますが、どこまでも騙し抜く見事な経営者も世間には居るようです)
投資に値する会社の発掘は、実際簡単ではありません。
ガァ
以下は追記です。
4-8)PER
株価が割安なのかどうかを判断するのに手っ取り早いのがPERという指標です。
PERの意味はご自身で調べてみてください。新しい銘柄を調べる際、自分は真っ先にPERを確認しています。
理想ですと、PERが20前後で買い、40前後で売りでしょうか。
業種によっても万年低いPERのままなのがありますので、もう一歩突っ込むとその業種の中で如何に低いPERなのかが重要です。
ただ、上記にも綴ったとおり「粉飾決算」をしている会社は、売上げも利益もインチキなので、PERも何もかもアテになりません。
また、本業が全く振るわず、会社の土地などの資産を手放して、一時的な利益があったりすると、このPERもかなり改善しますが、あくまでも一時的なことですので、将来性は乏しかったりします。継続的か否かが重要です。
急成長中で、今後も売上げや利益が伸びるような会社を自分は狙っています。半期の決算後にPERも改善され、一時的に40を超えていたPERが一気に20以下になったりする銘柄も中にはあります。
4-9)信用取引
何かとハイリスクの代表格として扱われるのが信用取引です。
自分は今年の暮れ頃から始めています。
現物取引の経験を十分に積んで、常勝路線に入れてからでしたら、始めて構わないと思います。
その頃には、用語やルールもかなり理解されていることだと思いますし。
ただ、信用取引を始めたばかりの頃は、口座管理系の情報量の多さに仰け反りました。
せっかく開設できた信用口座を前に、「やっぱり、まだ始めるのは早いかなぁ」と思いつつでした。
株式投資自体、万人向けの投資方法と思えませんが、信用取引はその二乗くらいリスク管理を必要としそうです。
4-10)投信
投信については詳しくないのですが、その多くは日経平均に連動する内容かと思われます。
預けたお金を第三者の判断で運用されるのも好きではありませんし、日経平均が下落基調になると、資産を減らすだけです。
自己責任の原理にも反している気がしますし、何かあったときに諦めがつき辛い中途半端なイメージです。
そんなワケで、個人的にはオススメしかねます。(証券会社の関係者には怒られてしまいそうですが)
先にも触れていますが、そのネーミングからいって、相当気合の入った頭脳集団により運用されたノムラ日本株戦略ファンドにしても、一万円の元本が三年後には四千円まで落ちていた様子です。
これだけ日経平均が持ち直した昨今なのに、未だ元本割れの様子です。これが現実かと思うのです。
4-11)テクニカルとファンダメンタルズ
どちらも株式では重要な要素ですが、長期ホールド派にとってはファンダメンタルズを推奨でしょうね。
目先を読みやすいのはテクニカルなのでしょうけれど。
また追記するかも知れません。
ガァ

コメント

  1. くみこ より:

    ご指南ありあがとうございます
    プリントアウトして熟読したいと思います。
    来年もどうぞよろしく!!

  2. SUKIYAKI より:

    おぉ、クミコさんではないですか。
    今年も日本では紅白にて小林幸子さんが、縄文文明路線コスチュームで、聴いたことの無い歌を熱唱しておりましたヨ。
    何も変わりなくな大晦日です。
    来年は香港で一杯お付き合いくだされ。
    ガァ

  3. SUKIYAKI より:

    うーーん、山崎まさよしさんの歌も良かったです。
    自分も桜木町はゆかりの地なんだよなぁ。
    グッとくるねぇ。
    そんでは、妻恋神社へ参ります。
    町会の野郎どもの年越しだそうです。
    ガァ

  4. SWOFF blog より:

    ガァバブル

    株式投資関連のカテゴリを作成しました。 以前から、そのうち作ってみたいカテゴリだ…