水色のワゴン

ここ数年、昔の日本のシティーポップスが再注目されているそうです。
火付け役はアジア方面だったそうで。
当時自分も耳にした記憶があるものの、誰が歌っていたのか謎な曲も発掘されているらしく、宝の埋まっているYoutubeは改めて便利な存在なんだなぁと。

夏場に自分が聴きたくなる一曲はハイ・ファイ・セット「水色のワゴン」です。

メロディーもコーラスも詞も全部美しく。
古い仲間とは近くの海に行ったもんだよなぁと。

残念ながらこのコーラスグループの曲はYoutubeにアップロードされると短期間で消されてしまう傾向で。
グループ自体も、解散後に元メンバーの一人が強盗事件に関わってしまい、再結成は困難な状況に。更にその後メンバーの一人が他界。
バンドの解散後に仕事が無くなり大変な状況に陥ってしまうメンバーは世の中山の様に居るらしいのですが、かなり残念なケースというか。
ましてこんな健全な曲を残していたのに。

大学時代からの友人でその後に結婚した二人とは現在でも連絡を取り合っています。
特にコロナ禍で週に一度はメッセンジャーで生存確認状況。
話題が無ければ互いに「コマネチ!」の一言のみだったり。二人の娘さん達もコマネチは好みだそうで。

その奥さんであるMちゃんがコロナワクチンの二回目接種以降、体調が優れないそう。
副反応も相当酷かったそうなのですが、その後は倦怠感と不整脈。
最近は「もの忘れ」が辛いそうで。
そういえば、話が噛み合わない場面が最近幾度かあり。

検索してみたところ、ワクチンの後遺症の中に「もの忘れ」も含まれていました。
ちょっと心配になり、久し振りに電話してみることに。

会話の始まりは、上手く噛み合わなかったものの、その後はちゃんと会話になったので一安心。
何でも、完全に忘れてしまうワケでは無く、ヒントがあれば全部思い出せるそうで。
思い出の引き出しが開き切らない様で。

旦那さんの母親が認知症で大変だとも聴きました。
うちの母と同じ症状で、大昔のことはやたらと覚えているのに五分前の会話を綺麗サッパリ忘れていて。
うちの母の場合、会話が噛み合わなくなると怒り出してしまい、これがなかなか大変で。
自分は何歩も譲っているのですが、それでも怒ってしまい。
「自分が間違っているかも知れない」といったスタンスが全く無さそうです。これは今に始まった問題で無く。
やはり、日頃のスタンスは将来的にも大切なんだよなぁと。
相手より優位に立ちたいスタンスは生まれながらなのか、どうにも生涯抜けない気がします。
結果的に母に友人知人の類は一人も残っておらず。

Mちゃんに「もの忘れ」の件を指摘すべきかは、自分もちょっと迷えました。
相手によっては怒ってしまうかもで。ただ、お互い言い難いことを敢えて伝えられて助かった場面は過去に幾度もあり。
その辺は余計な心配でした。

娘さん達もあと数年で、当時自分達が知り合った歳にになるんだよなぁと。
良い友達を一人でも残してほしいです。沢山はいらないから。

コメント

  1. p より:

    Mちゃんとママ
    読む限り
    全く同じだよ!

    2回目のワクチン接種後
    不整脈で手術したし
    (手術後に私は聞いた)
    もの忘れもさらにひどくなった。
    おまけに若いころからのうつ病で
    私は接し方いろいろ難しい。

    ママ、不整脈の手術したけど
    よくなってないし
    手足の痛みはひどいし

    私、半年くらい前に、
    ママに言われたんだよね。
    「若いのに物忘れがひどくて心配してる」って。
    私、うっかり、
    「その言葉、そのままお返しします」って言ってしまって
    大変なことになったよ!笑

    • SUKIYAKI より:

      Pママ本人も大変だろうけど、Pどんも。
      以前の職場でうつ病の社員がいて、大変で。
      仕事中に突然叫び出したり、ファイルサーバーに盗撮写真がごっそり保管されていたり。
      自分、ネットワーク管理者だったから、手に負えなくて。あの病気、症状によっては善悪の判断が出来なくなっていて。
      一緒に暮らしていたPどんはさぞや大変だったろうなぁと。

      体調が悪くても普通に会話が出来たら、何かまだ安心出来る部分があって。
      認知症とかで何でも疑われちゃうと、コミュニケーション取るのも本人に苦痛なのかなと。母とは一年会話しておらず、地元の叔母に任せっきりでこれもまた申し訳なく。
      Mちゃんはそこまで酷く無かったし、相手を疑うタチじゃなくてホッとしました。

      >>大変なことになったよ!笑
      その心構え、大切かも。

  2. p より:

    自傷行為がひどくて。
    一度、武士みたいなことして
    大変なこともあった。
    あとは、明日死にます宣言が
    繰り返しやってくる。
    その度にじっくり話して
    生きてもらう。
    でも、今まで
    よく耐えてる!

    • SUKIYAKI より:

      それ、凄い経験に思えます。
      そして絶妙な表現。<武士みたいなこと
      以前のHomepageでそういった記事を見掛けなかったから、全然知らず。
      何の解決にもならないんだろうけど、書いてスッキリする部分はあるとは思っていて。

      亡くなった兄も晩年は残念な日々で、子供達が可哀そうで。
      亡くなってからもう十年以上経つんだけど、子供達の学力は兄以上だったみたいで、ちょっと驚いたり。
      勉強は人並みで十分だから、健康的に育ってほしいって葬儀で伝えていたんだけど。